
苔にダニが発生!?自然派テラリウムを守るためのダニ駆除完全ガイド
テラリウムや盆栽、庭のグランドカバーなどで人気の「苔(コケ)」。繊細で美しい緑の絨毯は見る人の心を癒します。しかし、そんな苔に突然現れる“厄介な訪問者”がいます——それが「ダニ」です。
苔にとってダニは見逃せない天敵。放っておくと見た目の美しさだけでなく、苔自体の健康にも悪影響を及ぼします。この記事では、苔に発生するダニの原因、被害、駆除法、予防策までを徹底的に解説していきます。
兵庫県(関西)の苔テラリウムワークショップ体験&販売なら「ちいさな苔屋さん」
苔伝道師の増田(まっすん)です。

今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
▼ 【大阪・関西万博】に採用され「サンテレビ」に取材されました! ▼
1. 苔に発生するダニとは?
まず、「苔に付くダニ」と言っても人間やペットに害を及ぼすダニとは種類が異なります。代表的なのは以下のような小さな「植物性のダニ」です。
- ハダニ類:体長0.5mm前後。苔の葉緑素を吸って色を変色させる。
- ツツガムシ科の微小昆虫:湿気の多い環境に発生しやすい。
- コナダニ類:分解者として自然界には必要な存在ですが、密閉環境では苔の健康を損なうことがあります。
いずれも肉眼では見えにくく、苔の色が薄くなったり、葉がカサついてきたりして初めて気づくことが多いです。
2. ダニが苔に与える影響
ダニによる被害は、見た目だけではありません。以下のような症状が出ていたら注意が必要です。
- 苔の一部が白っぽくなったり、枯れたような色になる
- 表面が粉っぽく、カサついた状態になる
- 触るとポロポロと崩れやすい
- テラリウム内で微小な虫の動きが見える
これらの症状が出たまま放置すると、苔全体にダニが繁殖し、美しい景観が台無しになってしまいます。
3. ダニの発生原因とは?
なぜ苔にダニが発生してしまうのでしょうか?原因を知ることで、予防にもつながります。
高温多湿
テラリウム内は密閉されていて湿気が高くなりがち。さらに直射日光が当たると温度も上昇し、ダニが好む環境になります。
通気性不足
特に蓋付きの容器やガラスドームタイプでは、空気の循環が悪くダニの温床になりやすいです。
土壌の有機物や枯れ葉の放置
枯れた苔の一部や落ちた葉、ピートモスなどの有機物はダニのエサになります。
4. 苔に優しいダニの駆除方法
苔は非常にデリケートな植物。市販の殺虫剤をそのまま使うと、苔そのものが枯れてしまう恐れがあります。以下のような“苔に優しい”方法を取り入れましょう。
方法①:ピンセットで手動除去
- 初期の小さな発生であれば、表面を軽くめくってピンセットで取り除く方法が有効です。
- 拡大鏡を使えば、動いているダニが見えることもあります。
方法②:水洗い+風通し改善
- 一度テラリウムから取り出し、ぬるま湯で優しく洗い流す
- その後、日陰でよく乾燥させ、再設置
- ※しっかり乾かすことがポイント
方法③:自然素材の防虫スプレー(自己責任で)
- 木酢液(薄めたもの)、ハーブスプレー(ミントなど)
- 念のため一部分で試してから全体に使う
5. 市販のおすすめ商品
ダニ駆除専用ではありませんが、苔に優しい環境づくりに使えるグッズをいくつか紹介します。
◎「木酢液スプレー(無添加タイプ)」
- 微量を散布することで、虫全般の忌避効果があります。
- 使用は1週間に1回程度が目安。
◎「乾燥ミズゴケ」または「ミネラル系ソイル」
- 水はけ・通気性が改善され、ダニが棲みにくい環境に。
◎「自然素材のダニ防止シート」
- テラリウムの下に敷くだけで、虫の侵入を防ぎます。
6. 今すぐできる予防策5つ
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定期的な換気と霧吹きは分けて行う
- 曇った容器内はこまめに蓋を開けて空気を入れ替える
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枯れた苔や落ち葉はすぐに取り除く
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水やりは朝か夕方、適度に
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直射日光を避ける(レース越しや日陰推奨)
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週に一度は苔の観察時間をつくる
- 色・形・湿り具合を確認することで、異変にすぐ気づけます
7. まとめ:苔と共に暮らすコツは「気づく力」
苔の魅力は「目を凝らすことで発見できる美しさ」にあります。同時に、ダニのようなトラブルも、小さな変化を見逃さない観察力があれば、早めに対応できます。
美しい緑を長く楽しむために、日々のケアと環境づくりを大切に。苔との穏やかな暮らしを楽しんでください。

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