
苔と溶岩石:自然の神秘と魅力を楽しむ
1. はじめに
苔と溶岩石は、まるで長い時間をかけて作られた自然の芸術作品のような組み合わせです。どちらも独特の風合いと生命力を持ち、苔が溶岩石の上に根付くことで、まるでミニチュアの森のような風景が広がります。本記事では、苔と溶岩石の関係や魅力、管理方法について詳しく解説します。
兵庫県(関西)の苔テラリウムワークショップ体験&販売なら「ちいさな苔屋さん」
苔伝道師の増田(まっすん)です。

今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
▼ 【大阪・関西万博】に採用され「サンテレビ」に取材されました! ▼
2. 溶岩石とは?
溶岩石は、火山活動によって形成された多孔質の岩石で、軽くて水はけがよく、表面に凹凸があるため、苔が活着しやすい特徴があります。色合いも黒や赤褐色など様々で、自然の荒々しさを感じさせる独特な風貌が魅力です。
-
特徴
-
多孔質で水を含みやすい
-
軽量で取り扱いやすい
-
風化に強く、長期間使用可能
-
天然のデザインが美しい
-
-
利用シーン
-
テラリウムや盆栽の飾り石
-
アクアリウムのレイアウト素材
-
庭や苔庭の装飾
-
自然風景を演出するアイテム
-
3. 苔と溶岩石の相性の良さ
溶岩石は、その多孔質な性質から、水分を適度に保持しながらも通気性が良いという特性を持っています。これは、湿度を好む苔にとって理想的な環境を提供します。
-
苔が溶岩石に根付く理由
-
水分を蓄える性質がある
-
表面の凹凸が苔の根をしっかり固定できる
-
乾燥しにくいため、苔の生育に適している
-
4. 溶岩石に適した苔の種類
苔の種類によっては、溶岩石に活着しやすいものとそうでないものがあります。以下の種類は、溶岩石との相性が良く、美しい景観を作り出します。
-
ハイゴケ(Hypnum spp.)
-
ふわっとした緑が特徴
-
高い湿度を好む
-
-
スナゴケ(Racomitrium canescens)
-
比較的乾燥にも強い
-
明るい緑色が美しい
-
-
タマゴケ(Leucobryum glaucum)
-
ふっくらとした丸みのある見た目
-
溶岩石の上で群生しやすい
-
-
ホソバオキナゴケ(Fissidens spp.)
-
小さな葉が密集し、シダのような見た目
-
アクアリウムにも適している
-
5. 溶岩石に苔を植える方法
溶岩石に苔を活着させる方法はいくつかあります。以下のステップで、苔と溶岩石を組み合わせた美しい景観を作ることができます。
(1) 溶岩石の準備 溶岩石は一度しっかり洗浄し、不純物を取り除きます。また、水に一晩浸けておくと、石に水分が染み込み、苔が定着しやすくなります。
(2) 苔の準備 苔は必要に応じて適当なサイズにカットし、細かくちぎって用意します。特に水苔や苔ミックスを使用すると、活着しやすくなります。
(3) 活着の方法
-
直接貼り付ける: 苔を溶岩石の上に置き、しっかり押しつける。
-
糸やテグスで固定: 苔がずれないように、細い糸やテグスで巻きつける。
-
糊やゼリーを使う: アクアリウム用の接着剤(ゼリー状)を少量使うと、しっかりと固定できる。
(4) 水やりと管理 苔は乾燥に弱いため、霧吹きなどで適度に水を与えます。特に定着するまでは、日陰で湿度を保つようにしましょう。
6. 苔と溶岩石の楽しみ方
苔と溶岩石の組み合わせは、さまざまな楽しみ方があります。
-
テラリウム作り 溶岩石を活用してミニチュアの自然風景を作ることができます。
-
日本庭園の装飾 溶岩石を取り入れることで、和風の庭を作ることが可能です。
-
インテリアとしての活用 小さな苔と溶岩石をガラス容器に入れ、室内のインテリアとして飾るのもおすすめです。
7. まとめ
苔と溶岩石の組み合わせは、自然の美しさを身近に感じられる素晴らしい方法です。溶岩石の多孔質な性質が苔の成長を助け、美しい景観を生み出します。適切な管理をすれば、長期間楽しむことができるため、ぜひ挑戦してみてください。

▼ 「苔テラリウムのマスター講座」はこちら! ▼
▼ 「苔テラリウム」ワークショップご予約はこちら! ▼
▼ 「苔リトリートツアー」はこちら! ▼