初心者でも失敗しない!多肉植物の育て方完全ガイド

初心者でも失敗しない!多肉植物の育て方完全ガイド

ぷっくりとした葉、かわいらしいフォルム、種類の豊富さで人気の多肉植物。最近では100均やホームセンターでも簡単に手に入るようになり、インテリアグリーンとしても大人気です。

「丈夫で育てやすい」と言われる多肉植物ですが、実際には水やりや日当たりを間違えて枯らしてしまう初心者も多くいます。

この記事では、初心者でも安心して育てられるように、多肉植物の基本知識から環境づくり、水やり、土選び、季節ごとの管理方法、失敗例と対策まで徹底的に解説します。


1. 多肉植物ってどんな植物?

多肉植物とは、葉や茎、根に水を蓄える性質を持つ植物の総称です。乾燥地帯に自生する種類が多く、乾燥に強く過湿に弱いという特徴があります。

代表的な種類は以下の通りです。

  • エケベリア:バラのようなロゼット型でカラフル。人気No.1。

  • セダム:丈夫で増えやすく、寄せ植えにぴったり。

  • クラッスラ属:金のなる木など。木立ちして見ごたえあり。

  • ハオルチア属:半日陰に強く、室内でも育てやすい。

  • グラプトペタルム属(朧月など):繁殖力が高く初心者向き。

👉 まずは丈夫で育てやすい種類から始めると成功率が高まります。


2. 初心者が知っておきたい基本の育て方

置き場所

  • 屋外がおすすめ:風通しと日光が得られやすく、元気に育ちやすい。

  • 室内なら窓際:南向きや東向きの窓辺がベスト。光不足なら育成ライトを活用。

  • 1日4〜6時間の日光が理想。

  • 真夏は直射日光で「葉焼け」するので遮光が必要。

温度

  • 多くの種類は5℃以上あれば越冬可能。

  • 夏の35℃以上は苦手 → 風通しの良い日陰に移動。


3. 水やりの基本ルール

多肉植物を枯らす原因のNo.1は「水やりの失敗」です。

基本ルール

  • 土が完全に乾いてから与える

  • 与えるときは鉢底から水が出るまでたっぷり

  • 受け皿に残った水は必ず捨てる

季節ごとの目安

  • 春・秋(生育期):7〜10日に1回

  • 夏(休眠期):2〜3週間に1回

  • 冬(休眠期):月1回または断水

👉 「控えめすぎるかな?」と思うくらいでちょうど良いです。


4. 土と鉢の選び方

  • 素焼き鉢・テラコッタ:通気性抜群で初心者におすすめ

  • プラスチック鉢:軽くて安いが蒸れやすい

  • ガラス容器:おしゃれだが通気性ゼロ → 上級者向け

👉 「水はけ」と「通気性」を意識することが重要です。


5. 肥料の与え方

多肉植物はあまり肥料を必要としません。

  • 与えるなら春と秋に緩効性肥料を少量

  • 液体肥料なら2〜3倍に薄めて月1回程度

👉 肥料の与えすぎは逆効果で、ひょろひょろに伸びる原因になります。


6. 季節ごとの管理方法

春(3〜5月)

  • 成長期。植え替えや株分けに最適。

  • 水やりは10日に1回程度。

夏(6〜8月)

  • 高温多湿に弱く、休眠気味に。

  • 水やりは控えめ、日陰や遮光ネットを利用。

秋(9〜11月)

  • 春と並ぶ成長期。紅葉が始まり色鮮やかに。

  • 肥料を少量与えてもOK。

冬(12〜2月)

  • 休眠期。屋外では霜よけ必須。

  • 水やりは月1回以下。


7. 初心者が育てやすい多肉植物ベスト5

  1. 朧月(グラプトペタルム):繁殖力が強く、放置でも育つ。

  2. 虹の玉(セダム:紅葉が美しく、丈夫。

  3. 童子(クラッスラ):ユニークな葉で人気。

  4. 七福神エケベリア:見ごたえのあるロゼット型。

  5. ハオルチア(十二の巻など):室内でも育てやすい。

👉 まずはこのあたりから挑戦すると安心です。


8. よくある失敗と対策

失敗① 徒長(ひょろひょろに伸びる)

  • 原因:光不足

  • 対策:日当たりの良い場所/育成ライト

失敗② 葉がぶよぶよ

  • 原因:水やりのしすぎ/根腐れ

  • 対策:断水し、風通しの良い場所に移動

失敗③ 葉焼け

  • 原因:真夏の直射日光

  • 対策:遮光ネットや半日陰へ移動

失敗④ カビや害虫

  • 原因:蒸れや環境悪化

  • 対策:風通し改善/殺虫剤や表土交換


9. 初心者向け育成チェックリスト

  • □ 底穴のある鉢を使っている

  • □ 水やりは「乾いてからたっぷり」を守っている

  • □ 日当たりの良い場所に置いている

  • □ 真夏は遮光、冬は霜よけをしている

  • □ 年1回以上は植え替えている

  • □ 丈夫な品種から育て始めている

👉 この6つを意識するだけで、初心者の失敗は大幅に減ります。


まとめ

初心者が多肉植物を育てるときに大切なのは、**「水はけの良い土」「日当たり」「水やり管理」**の3点です。

  • 市販の多肉用土+底穴付きの鉢でOK

  • 水やりは乾いてからたっぷり、与えすぎない

  • 季節ごとに管理を変えると長く楽しめる

最初は丈夫な種類から始め、慣れてきたらコレクションを増やすのがおすすめです。

かわいい多肉植物たちと一緒に、失敗の少ないグリーンライフをスタートしてみませんか?

 

 

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