その他のマーケットの特徴を知る 〜テラリウム作家の視点から〜

テラリウム作家

のマーケットの特徴を知る 〜テラリウム作家の視点から〜

はじめに

テラリウム作家として活動していると、販売の舞台は「ハンドメイドマーケット」「クラフトフェア」「百貨店催事」「オンラインショップ」と多岐にわたります。しかし実際に出展してみると、それぞれのマーケットには独自の特徴があり、作品の見られ方や売れ方も大きく異なります。
本記事では、テラリウム作家の立場から 「その他のマーケット」 に焦点を当て、その特徴を整理し、今後の活動に役立てられるよう解説していきます。


1. フリーマーケット・地域市の特徴

まず「フリーマーケット」や「地域市」です。
これらは地域の公園やイベント広場で開催され、出展料も比較的安価。気軽に参加できるのが魅力です。

特徴

  • 来場者層はファミリーや高齢者が多く、生活雑貨や低価格アイテムが売れやすい。

  • 「掘り出し物を探したい」という心理が強いため、高単価のアート作品は売れにくい傾向。

  • ただし、小型のテラリウムや苔玉のような「持ち帰りやすい商品」は注目されやすい。

作家にとってのメリット

  • 地元の方に自分の活動を知ってもらう「顔見せ」の場。

  • 継続的なファン作りの入り口になる。


2. 百貨店催事・ポップアップショップ

百貨店の催事や期間限定ショップは、作家にとってステータス性が高く、購買意欲のあるお客様と出会えるチャンスです。

特徴

  • 高価格帯の商品でも受け入れられやすい。

  • 購買層は30代〜60代女性が中心。インテリアや贈答用としての需要が高い。

  • 催事全体の広告効果により、初めての顧客と出会える。

注意点

  • 出展費用や手数料が高い。

  • 陳列・接客・什器搬入など、体力的な負担が大きい

作家にとってのメリット

  • 百貨店というブランド力を借りられる。

  • 「安心して買える品質の作家」として認知される。


3. クラフトフェア・アートマーケット

全国各地で開催されるクラフトフェアやアートイベントは、ハンドメイド作家にとって特別な舞台です。

特徴

  • 来場者は「作品に価値を見出す人」が多く、アート性の高いテラリウムに共感してもらいやすい。

  • 他の作家やアーティストと交流でき、コラボや新しいインスピレーションにつながる。

  • 天候に左右される屋外開催も多く、ディスプレイに工夫が必要。

作家にとってのメリット

  • 全国から来場するファン層に作品を知ってもらえる。

  • 「作家」としての立ち位置を確立しやすい。


4. 商店街イベント・地域連携型マーケット

最近増えているのが、地域商店街と連携したイベント。例えば「夜市」や「まちあるきイベント」とセットになったマーケットです。

特徴

  • 来場者は地元住民中心で、地域性を生かした商品に強い関心を示す。

  • 「苔と地元の名所」「苔と伝統工芸」といった地域コラボ作品は高評価を得やすい。

  • イベント全体が地域振興の一環であることも多く、行政や商工会議所とつながれる。

作家にとってのメリット

  • 地元での信頼や知名度を高めやすい。

  • 継続的な依頼(ワークショップ・展示)につながる。


5. オンラインマーケット(minne・Creema・BASE など)

インターネットを通じた販売は、今や作家活動に欠かせません。

特徴

  • 日本全国、時には海外からも注文が入る。

  • SNSと連携させることで、ファンの育成と販売を同時に実現できる。

  • 写真や文章のクオリティが売上を大きく左右する。

作家にとってのメリット

  • 24時間いつでも作品を見てもらえる。

  • 出展料や運営コストが比較的低い。

  • 「マーケット出展」と組み合わせることで、販路の幅を広げられる。


6. コーポレート・BtoBマーケット

近年注目されているのが、企業向けの販売やワークショップです。

特徴

  • 企業のCSR活動や社員研修に「苔テラリウムワークショップ」が導入される。

  • オフィスのインテリアとしての需要も高い。

  • 1件あたりの契約金額が大きく、安定収入につながりやすい。

作家にとってのメリット

  • 一般販売とは異なる規模感で収益を得られる。

  • 長期的な契約につながれば、創作活動の基盤が安定する。


まとめ

「マーケット」と一言で言っても、その場によって客層も求められる作品も大きく変わります。
テラリウム作家として大切なのは、自分の作品の方向性を理解し、それに合ったマーケットを選ぶことです。

  • 「低価格の小物」ならフリマや地域市

  • 「アート性の高い作品」ならクラフトフェア

  • 「高級志向・贈答用」なら百貨店催事

  • 「地域とのつながり」なら商店街イベント

  • 「広い販路」ならオンライン

  • 「安定収益」ならBtoB

これらを組み合わせて、自分なりのマーケット戦略を描くことが、作家としての成長に直結します。


今後の展望

私自身もこれまで多様なマーケットに出展し、そのたびに気づきがありました。テラリウムは「自然を閉じ込めた小さな宇宙」。その魅力を伝える場所は、マーケットの数だけ存在します。
これからも多様な場を経験し、作品の可能性を広げながら「苔と人をつなぐ活動」を進めていきたいと考えています。

 

 

 

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