
都会のオアシスをつくる「ベランダ苔ライフ」入門 〜自然とともに暮らす、静かな贅沢〜
都会のマンションやアパートのベランダ。限られたスペースだけど、ほんの少しの工夫で、まるで森の中のような癒し空間をつくることができます。その主役となるのが、“苔”です。
静かで控えめな存在の苔ですが、実はとても奥深く、そして都市生活にもぴったりな植物。この記事では、「ベランダで苔を育てる魅力」と「育て方の基本」、「おすすめの苔の種類」や「アレンジのアイデア」まで、苔のある暮らしを始めたい方に向けて、たっぷりご紹介します。
兵庫県(関西)の苔テラリウムワークショップ体験&販売なら「ちいさな苔屋さん」
苔伝道師の増田(まっすん)です。

今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
▼ 【大阪・関西万博】に採用され「サンテレビ」に取材されました! ▼
1. ベランダに苔を取り入れる魅力とは?
❖ 都会の喧騒から離れて“自然と繋がる”
ベランダに苔を置くだけで、不思議と心が落ち着く空間になります。苔の持つ静謐な緑、しっとりとした質感は、日々のストレスをそっと和らげてくれます。外の騒音や喧騒を忘れさせてくれる、まさに“都会のオアシス”。
❖ 手間がかからないから続けやすい
苔は「育てるのが難しそう」と思われがちですが、実は水やりの頻度も少なく、肥料も不要。日当たりや風通しの工夫だけで、ぐんぐん育ってくれます。忙しい現代人にこそぴったりな植物です。
❖ 四季の移ろいを感じられる
苔は通年楽しめますが、春には新芽がふわりと立ち上がり、夏にはみずみずしく、秋にはしっとりと落ち着き、冬には眠るように静かになります。季節ごとに変化する姿に、日本の四季を感じられるのも魅力の一つです。
2. ベランダ苔ライフの始め方
❖ まずは「半日陰」を見つける
ベランダで苔を育てるには、直射日光を避けることがポイント。午前中だけ光が当たる場所や、すだれや遮光ネットを使って日差しを調整しましょう。
❖ 通気性と湿度がカギ
風通しが良いけれど、乾燥しすぎない場所が理想。風が強すぎると乾いてしまうため、鉢の配置や風よけの工夫も重要です。
❖ 苔の植え方
● プランターや浅鉢に赤玉土やケト土を敷き、その上に苔をのせます。
● 苔の裏側を水で湿らせてから置くと、密着しやすくなります。
● 最後に霧吹きで全体にたっぷりと水をかけましょう。
3. ベランダにおすすめの苔たち
● ハイゴケ(這苔)
乾燥に強く、育てやすい定番種。ふわっと広がる姿が美しく、初心者にもおすすめ。
● スナゴケ(砂苔)
日当たりにも比較的強く、グランドカバーにも人気。硬めの質感が特徴。
● ホソウリゴケ(細瓜苔)
鉢植え向きの小型種。可愛らしい姿と繊細な葉で人気。
● ヒノキゴケ(檜苔)
木のように立ち上がる姿が特徴的で、小さな苔盆栽にもぴったり。
4. 苔ベランダの楽しみ方アイデア
❖ 苔テラリウムでワンポイント自然空間
ガラス容器に苔や石、フィギュアを入れて、小さな森をつくる「苔テラリウム」。日当たりが厳しいベランダでも室内から鑑賞できる楽しみ方です。
❖ 枕木やウッドパネルを使って和の演出
枕木や木製パネルの上に苔鉢を配置すれば、和モダンな趣のある空間に。水鉢や小さな灯籠を加えると、ベランダがまるで枯山水のように変身します。
❖ 苔と山野草を組み合わせる
風鈴草やホトトギス、ギボウシなどと苔を合わせて植えれば、ベランダに季節の彩りが加わります。山の風景をそのまま切り取ったような、自然派アレンジが完成。
5. 苔を育てる上での注意点
● 水やりは朝か夕方に。真昼の水やりは苔を傷める原因に。
● 雨ざらしにすると苔が流れてしまうこともあるので、適度な雨除けを。
● カビやコケダニ対策として、風通しを良くし、たまに苔の表面を優しく掃除しましょう。
6. ベランダから始める、自然との共生
苔は、声も出さず静かにそこにいてくれる存在。でもその存在感は大きく、暮らしのリズムや気持ちをそっと整えてくれます。ベランダという小さな自然から始める「苔ライフ」は、きっとあなたの毎日を優しく変えてくれるはず。
自然に触れたいけれど、忙しくて遠出できない。そんな人にこそ試してほしい、手のひらサイズの“ベランダの森”。今日からはじめてみませんか?

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