多肉植物の葉挿しで「根が出ない」原因と対処法を徹底解説

多肉植物の葉挿しで「根が出ない」原因と対処法を徹底解説

~失敗しやすいポイントと成功率を上げる管理のコツ~

多肉植物の増やし方として定番の「葉挿し」。
しかし、いざ挑戦してみると「いつまで経っても根が出ない」「葉がしわしわになる」「腐ってしまった」という悩みに直面する方も多いのではないでしょうか。

実は、葉挿しで根が出ないのには明確な原因があり、環境や管理方法を見直すことで成功率は大きく変わります。
この記事では、多肉植物の葉挿しで根が出ない主な原因と具体的な対処法を、初心者にも分かりやすく解説していきます。


そもそも葉挿しとは?基本をおさらい

葉挿しとは、多肉植物の葉を親株から外し、その葉から根や新芽(子株)を発生させて増やす方法です。
エケベリア、グラプトペタルム、セダムなど、多くの多肉植物で可能ですが、すべての品種が成功しやすいわけではありません。

葉挿しの基本的な流れは以下の通りです。

  1. 健康な葉を付け根からきれいに外す

  2. 数日~1週間ほど乾燥させる

  3. 土の上に置く(挿さない)

  4. 根や芽が出るまで管理する

この過程のどこかに問題があると、「根が出ない」という結果につながります。


多肉植物の葉挿しで根が出ない主な原因

① 葉の取り方が適切でない

葉挿しで最も重要なのが葉の外し方です。
葉の付け根(成長点)が欠けていると、根も芽も出ません。

よくある失敗例

  • 葉が途中でちぎれている

  • 根元がえぐれている

  • 葉先だけ残っている

葉は必ず、茎に沿って左右に軽く揺らしながら、付け根ごと外すことが重要です。


② 葉が未成熟・弱っている

小さすぎる葉や、下葉で既に弱っている葉は、発根する体力が不足しています。
また、水を吸いすぎてブヨブヨになった葉や、シワが深く入った葉も成功率が下がります。

対策

  • 張りがあり、厚みのある葉を選ぶ

  • 病斑・黒ずみのない葉を使う

  • 親株が健康な状態で葉を取る


③ 乾燥期間が不足している

葉を外してすぐに土に置くと、切り口から雑菌が入り、腐敗の原因になります。
特に湿度の高い時期は要注意です。

適切な乾燥期間の目安

  • 春・秋:2~3日

  • 夏・梅雨:5~7日

  • 冬:3~5日

切り口が完全に乾いてから次の工程に進みましょう。


④ 水を与えすぎている

「早く根を出したい」という思いから、水を与えすぎてしまうケースは非常に多いです。
しかし、発根前の葉は水を吸う機能がありません

水分過多になると、

  • 葉が腐る

  • カビが発生する

  • 根が出る前に枯れる

といったトラブルにつながります。


⑤ 置き場所(環境)が合っていない

葉挿しは環境の影響を強く受けます。

根が出にくい環境例

  • 直射日光が当たる

  • 気温が低すぎる(10℃以下)

  • 風通しが悪く蒸れる

  • 室内で暗すぎる

発根に適した環境は、明るい日陰・風通し良好・15~25℃前後です。


⑥ 品種特性による違い

すべての多肉植物が葉挿しに向いているわけではありません。

葉挿しが成功しやすい代表例

成功しにくい・不可な例

品種を確認せずに挑戦すると、「根が出ない=失敗」と感じてしまう原因になります。


根が出ないときの正しい対処法

① すぐに捨てない

葉が枯れていない限り、数週間~1か月以上かかることも普通です。
特に低温期は発根が遅れます。


② 水やりを一旦ストップ

根が出ていない段階では、霧吹きも不要です。
空中湿度だけで十分な場合が多く、過湿は逆効果です。


③ 土の上に「置くだけ」を徹底

葉を土に挿してしまうと、切り口が湿り腐敗しやすくなります。
必ず、土の上に軽く置くだけにしましょう。


④ 環境を見直す

  • 明るさ:レースカーテン越し程度

  • 風:サーキュレーターで軽く送風

  • 温度:20℃前後を意識

この3点を整えるだけで、発根率は大きく改善します。


葉挿し成功率を高めるための管理ポイント

  • 水は「根が出てから」少量ずつ

  • 子株が出ても葉が枯れるまでは切らない

  • 根が伸びたら浅く覆土する

  • 成長期(春・秋)に行う

特に初心者の方は、春か秋に集中して葉挿しを行うのがおすすめです。


まとめ|葉挿しで根が出ないのは「失敗」ではない

多肉植物の葉挿しで根が出ない原因は、
葉の状態・水分・環境・タイミングのいずれかに問題があるケースがほとんどです。

焦って水を与えたり、頻繁に触ったりするよりも、
「置いて、待つ」ことが最大のコツと言えます。

葉挿しは、多肉植物の生命力を感じられる奥深い繁殖方法です。
ぜひ今回のポイントを参考に、失敗を恐れずチャレンジしてみてください。

 

 

 

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