多肉植物に使える薬とは?病害虫・トラブル別に正しい対処法を徹底解説

多肉植物に使える薬とは?病害虫・トラブル別に正しい対処法を徹底解説

多肉植物は丈夫で育てやすい植物として人気がありますが、決して「何もしなくても大丈夫」というわけではありません。育てているうちに、葉が黒くなる、白い粉がつく、虫がわく、根が腐るなど、さまざまなトラブルに直面することがあります。そんなときに気になるのが「多肉植物に薬は使えるの?」「人間用の薬や家庭にあるもので代用できる?」という疑問です。

この記事では、多肉植物に使われる薬の種類・使い方・注意点を、初心者の方にも分かりやすく解説します。農薬に抵抗がある方、できるだけ安全に管理したい方にも役立つ内容になっています。


多肉植物に「薬」は必要なのか?

結論から言うと、状況によっては必要です。多肉植物は乾燥に強い反面、過湿や風通しの悪さに弱く、病気や害虫が一度発生すると一気に広がることがあります。

特に以下のようなケースでは、薬剤による対処が有効です。

  • カビや菌による病気が出ている

  • 害虫(カイガラムシ・アブラムシなど)が発生した

  • 何度も同じ症状を繰り返している

  • 周囲の株に被害が広がりそう

「薬を使わない=自然で良い」と思われがちですが、放置して全滅させてしまうより、必要最低限・正しい使い方で薬を使う方が結果的に植物にも優しい場合も多いのです。


多肉植物によくある病気と使われる薬

1. 黒腐れ病・軟腐病(細菌・真菌)

葉や茎が黒くなり、ぶよぶよに腐る症状です。進行が早く、気づいたときには手遅れになることもあります。

主な対処薬

  • ベンレート水和剤

  • ダコニール1000

  • トップジンM

これらは殺菌剤で、病気の進行を止める効果があります。ただし、すでに腐った部分は元に戻らないため、薬と併せて患部の切除が必須です。


2. うどんこ病(白い粉状のカビ)

葉の表面に白い粉をまぶしたような症状が出ます。風通しが悪い環境で発生しやすい病気です。

主な対処薬

  • カリグリーン

  • ベンレート水和剤

初期であれば、風通し改善と軽い薬剤散布で回復するケースも多いです。


多肉植物につきやすい害虫と薬

1. カイガラムシ

多肉植物最大の敵とも言える害虫。白い綿のような姿で、養分を吸い続けます。

主な対処薬

  • オルトラン粒剤

  • スミチオン乳剤

軽度であれば、歯ブラシやピンセットでの物理除去+消毒でも対応可能ですが、再発しやすいため薬の併用が効果的です。


2. アブラムシ・ハダニ

新芽や葉裏に発生し、成長を阻害します。

主な対処薬

  • ベニカXファインスプレー

  • ラソン乳剤

スプレータイプは初心者にも扱いやすく、即効性があります。


家庭にあるもので代用できる「薬」はある?

ネットやSNSでは「お酢」「重曹」「アルコール」などを使った対処法も見かけますが、多肉植物にはリスクが高い方法です。

  • アルコール:濃度が高いと葉焼けを起こす

  • お酢:酸性が強すぎて根を傷める

  • 重曹:濃度調整が難しく失敗しやすい

どうしても使う場合は、ごく薄めて、目立たない部分で試すことが必須です。基本的には、園芸用として販売されている薬剤の使用をおすすめします。


薬を使うときの重要な注意点

1. 必ず用量・希釈倍率を守る

「効かせたいから濃くする」は絶対にNGです。薬害の原因になります。

2. 直射日光下で使わない

薬剤散布後の葉はデリケートになっています。朝か夕方の使用が安全です。

3. 弱った株には慎重に

体力が落ちている株は、薬自体が負担になることがあります。まず環境改善を優先しましょう。


薬に頼らないための予防管理が最重要

実は、多肉植物の薬は**「最後の手段」**です。最も大切なのは、病気や害虫を出さない環境づくりです。

  • 水をやりすぎない

  • 風通しを良くする

  • 定期的に葉の付け根をチェック

  • 新しく迎えた株は隔離する

これだけでも、薬の出番は大幅に減ります。


まとめ|多肉植物の薬は「正しく、必要なときだけ」

多肉植物に使う薬は、決して怖いものではありません。正しい知識と使い方を守れば、心強い味方になります。

  • 病気・害虫の種類を見極める

  • 適切な薬を選ぶ

  • 用量を守り、環境改善と併用する

この3点を意識することで、多肉植物との暮らしはぐっと安定します。薬に頼りすぎず、でも恐れすぎず。多肉植物の声を聞きながら、健やかな管理を続けていきましょう。

 

 

苔伝道師 公式まとめ ▶ https://lit.link/mossasago

 

半年間、
本気で「好きなことを仕事にしたい方」だけ
募集しております。

半年間で【テラリウム作家】を目指す独立起業講座

――――――――――――――――――――――――――――
兵庫県の苔テラリウムなら
 ちいさな苔屋さん

 

代表 増田 真人(苔伝道師・作家名ずいげん)

■本店(加古川
〒675-0066 兵庫県加古川市加古川町寺家町621 JAビル2F(エリンサーブ内)
TEL:079-427-3103(月水金のみ対応)

 兵庫苔ラボ(生野)
〒679-3321 兵庫県朝来市生野町新町1119

 

▼公式サイト・SNS・関連事業
HP|苔屋本店
Instagram@moss.asago
Facebook増田真人
苔ラボ|苔の研究拠点
ブログ|苔ラボブログ
苔リトリートツアー|兵庫五国苔リトリート
兵庫 テラリウム協会|公式ページ
――――――――――――――――――――――――――――