
苔とゴミ:自然を守るためにできること
はじめに
苔は、地球上で最も古い植物の一つであり、環境の指標ともなる貴重な存在です。苔が生育する場所は、湿度が適度に保たれ、空気が綺麗であることが多いですが、近年、都市部や観光地でのゴミ問題が深刻化し、苔の生育環境が脅かされています。本記事では、苔とゴミの関係について掘り下げ、私たちができる環境保全の取り組みについて考えます。
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苔伝道師の増田(まっすん)です。

今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
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苔とゴミの関係
苔が育つ環境
苔は、湿度が高く、空気中の汚染物質が少ない環境でよく育ちます。森林の地面、岩の上、木の幹、古い石垣などに見られることが多く、特に日本では神社仏閣や庭園で美しい苔庭が楽しめます。しかし、これらの環境が近年、人間活動の影響で悪化しています。
ゴミが苔に与える影響
ゴミのポイ捨ては、苔の成長を妨げる要因の一つです。以下のような影響が考えられます。
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化学物質による影響
プラスチックや食品のゴミが分解される過程で、化学物質が溶け出し、苔の生育環境を変えてしまいます。特に、洗剤や油分が含まれるものは、苔の水分保持能力を低下させ、枯死の原因となります。 -
物理的な影響
ペットボトルやタバコの吸い殻などが苔の上に捨てられると、苔が覆われて光合成ができなくなります。特に、タバコの灰やフィルターには有害物質が含まれており、微生物の働きを阻害し、苔の生態系を乱してしまいます。 -
水質汚染による影響
水辺や湿地に生育する苔は、水の清浄度に大きく依存しています。ゴミが溜まることで、水質が悪化し、苔が枯れる原因となります。特に、ペットボトルや缶などが捨てられることで、ゴミの中の有機物が分解され、苔にとって有害な物質が発生することがあります。
ゴミ問題と苔を守るための取り組み
1. ゴミを減らす意識を持つ
私たち一人ひとりが、ゴミを減らす意識を持つことが大切です。以下の行動を実践することで、苔の生育環境を守ることにつながります。
- 使い捨てのプラスチック製品を減らす
- ゴミのポイ捨てをしない
- ゴミを分別して適切に処理する
2. クリーン活動への参加
地域の清掃活動やボランティア活動に参加することで、苔の生育環境を守ることができます。公園や自然保護区での清掃イベントに積極的に参加し、ゴミを減らす努力をしましょう。
3. 苔庭や苔テラリウムを楽しむ
苔の美しさを知り、身近に感じることで、環境保護への意識が高まります。苔庭を育てたり、苔テラリウムを作ったりすることで、苔の生態について学び、自然の大切さを実感できます。
4. 観光地でのマナーを守る
神社仏閣や観光名所の苔庭を訪れる際は、マナーを守りましょう。以下の点に注意することで、苔の美しい景観を守ることができます。
- ゴミは必ず持ち帰る
- 苔の上を踏まない
- 苔を傷つけない
まとめ
苔とゴミの問題は、私たちの行動次第で大きく改善できます。苔は、美しい景観を作り出すだけでなく、環境のバロメーターとしての役割も果たします。ゴミを減らし、清掃活動に参加し、苔を大切にすることで、未来の自然環境を守ることができるのです。
身近な場所から、小さなアクションを積み重ね、苔と共存する美しい環境を守っていきましょう。

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