
苔テラリウムにおけるポンプの役割と選び方
苔テラリウムは、自然のミニチュア空間を楽しめるインテリアとして人気があります。その環境をより美しく維持するために、水の循環や湿度調整が重要になってきます。特に流れる水のある苔テラリウムでは、ポンプを導入することで、苔や水生植物の成長を助けることができます。本記事では、苔テラリウムにおけるポンプの役割や選び方、設置のコツについて詳しく解説します。
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苔伝道師の増田(まっすん)です。

今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
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1. 苔テラリウムにおけるポンプの役割
1-1. 水の循環と酸素供給
ポンプを使用すると、苔テラリウム内で水を循環させることができます。静止した水は酸素が不足しやすく、コケや水生植物に悪影響を与えることがあります。ポンプで水を循環させることで、
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水中の酸素を供給し、植物の根の健全な成長を促進
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バクテリアの働きを助け、水質を浄化
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水のよどみを防ぎ、コケの腐敗を抑える といったメリットがあります。
1-2. 視覚的な美しさの向上
流れる水は視覚的にも美しく、テラリウム全体の魅力を高めます。小さな滝や水流を作ることで、自然の風景により近いデザインが可能になり、リラックス効果も高まります。
1-3. 湿度管理
苔は湿度を好む植物ですが、過湿はカビの発生を招くこともあります。適度な水流があると、蒸発による湿度調整が自然に行われ、テラリウム内のバランスを保ちやすくなります。
2. 苔テラリウムに適したポンプの選び方
2-1. サイズと流量
ポンプの流量は「L/h(リットル毎時)」で表されます。苔テラリウムは小型の環境が多いため、
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50L/h 〜 200L/h 程度の小型ポンプが適している
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強すぎる流量は苔を傷める可能性があるため、調整可能なタイプを選ぶ ことが大切です。
2-2. 静音性
室内で楽しむ苔テラリウムでは、ポンプの動作音が気になることがあります。特に夜間の静けさの中で音が目立つこともあるため、
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「静音設計」や「低騒音」の記載があるものを選ぶ
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防振パッドを敷くことで振動音を抑える といった工夫が必要です。
2-3. 省エネ性能
長時間稼働させるポンプは消費電力にも注意しましょう。特に小型テラリウム向けのポンプは、
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1W 〜 5W程度の低消費電力のものが適している
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USB給電タイプなら、モバイルバッテリーでも稼働可能 といった選択肢があります。
2-4. メンテナンス性
ポンプは定期的なメンテナンスが必要です。苔や水槽のゴミが詰まりやすいため、
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分解清掃が簡単なモデルを選ぶ
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フィルター付きで詰まりにくいものを選ぶ ことが望ましいです。
3. ポンプの設置方法と注意点
3-1. 水の流れを考慮した配置
ポンプを設置する際には、水流が自然に苔全体に行き渡るように配置することが重要です。
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水が直接苔に強く当たらないようにする
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小石や流木を利用して、穏やかな水の流れを作る
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水溜まりができすぎないように調整する といった工夫をすると、苔が健康に育ちやすくなります。
3-2. 過湿対策
水流が多すぎると、テラリウム内が過湿になりやすくなります。特に密閉型の容器では、蒸発した水分がこもりやすく、カビの原因になります。
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フタを開けて適度に換気する
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霧吹きでの加湿とポンプの水流をバランスよく組み合わせる といった管理が必要です。
3-3. 定期的なメンテナンス
ポンプを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
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1週間に1回程度、フィルターのゴミを取り除く
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1か月に1回は分解して水垢や汚れを掃除する
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動作音が大きくなった場合は、プロペラ部分の詰まりをチェックする といった習慣をつけると、長期間快適に使用できます。
4. おすすめの苔テラリウム用ポンプ
4-1. 小型・静音タイプのポンプ
例:SuperMini Water Pump(50L/h)
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低消費電力(2W)
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USB給電可能
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コンパクト設計で小型テラリウムに最適
4-2. 調整可能な流量タイプ
例:AquaFlow 200(50L/h - 200L/h)
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流量調整機能付き
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吸盤付きで簡単に設置可能
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フィルター付きでメンテナンスが楽
4-3. 滝や流れを作りたい場合
例:Mini Cascade Pump(100L/h)
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滝や小川のような水流を作れる
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低騒音設計
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耐久性の高い構造
まとめ
苔テラリウムにポンプを導入することで、水の循環や湿度調整がスムーズになり、苔の健康維持に役立ちます。ポンプを選ぶ際には、
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サイズや流量の適切なものを選ぶ
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静音性や省エネ性能を考慮する
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メンテナンスがしやすいものを選ぶ といったポイントを押さえることが重要です。適切なポンプを使用して、より美しい苔テラリウムを楽しんでください。

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