
苔テラリウムに適した苔の種類と特徴
はじめに
苔テラリウムは、ガラス容器の中で苔を育てるミニチュアガーデンの一種です。湿度管理が重要で、苔の種類によって成長の仕方や見た目が異なります。本記事では、苔テラリウムに適した代表的な苔の種類とその特徴、管理方法について詳しく解説します。
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苔伝道師の増田(まっすん)です。

今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
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1. 苔の基本的な特徴
苔はシダ植物や種子植物と異なり、維管束を持たずに胞子で増える植物です。根の代わりに仮根を持ち、水分を葉や茎から直接吸収します。湿気を好むため、テラリウム内で適切な環境を整えれば長期間美しい姿を保つことができます。
2. 苔テラリウムに適した苔の種類
2.1 ホソバオキナゴケ(Hypnum plumaeforme)
ホソバオキナゴケは、ふんわりとした見た目が特徴の苔で、しなやかに広がるように成長します。湿気を好み、テラリウムの環境にも適応しやすい種類です。
管理のポイント
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適度な湿度を保つ
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直射日光を避け、明るい日陰に置く
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乾燥すると縮むが、水分を与えるとすぐに回復
2.2 コツボゴケ(Leucobryum juniperoideum)
コツボゴケは、丸みを帯びたクッション状に成長する苔です。明るい緑色が特徴で、テラリウムに立体感を与えます。
管理のポイント
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適度な湿度を維持する
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通気性の良い環境で管理
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水の与えすぎに注意
2.3 スナゴケ(Racomitrium canescens)
スナゴケは乾燥にも強く、細かい繊細な葉が特徴です。砂地でも育つため、乾燥気味のテラリウムにも向いています。
管理のポイント
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乾燥気味の環境でも育つ
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適度な霧吹きで水分補給
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強い直射日光は避ける
2.4 ハイゴケ(Thuidium kanedae)
ハイゴケは細かい葉が密集し、ふわふわとした柔らかい質感が魅力的な苔です。適度な湿気を好み、テラリウム内の装飾にも向いています。
管理のポイント
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適度な湿度を保つ
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成長が早いため、適宜トリミング
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乾燥すると茶色くなるため注意
2.5 ウマスギゴケ(Dicranum japonicum)
ウマスギゴケは、細長い葉が直立する美しい苔で、幻想的な景観を作り出します。森林の地面に自生しており、湿度の高い環境を好みます。
管理のポイント
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風通しの良い環境が理想
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霧吹きで適度な水分を補給
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乾燥すると倒れやすいので注意
3. 苔テラリウムの管理方法
3.1 湿度管理
苔は高湿度を好むため、テラリウム内の湿度を適切に保つことが重要です。霧吹きを使って水を与え、乾燥しすぎないように管理しましょう。
3.2 光の管理
苔は直射日光を嫌いますが、適度な明るさは必要です。窓辺の明るい日陰やLEDライトを活用して適切な光量を確保しましょう。
3.3 通気性
密閉型のテラリウムでは湿度が高くなりすぎることがあるため、時々蓋を開けて換気を行うとよいでしょう。
3.4 トリミング
苔が密集しすぎると通気性が悪くなり、カビが発生する原因になります。定期的にハサミでトリミングを行い、適度なボリュームを保ちましょう。
4. まとめ
苔テラリウムに適した苔は、それぞれ異なる特徴を持っています。ホソバオキナゴケやコツボゴケは初心者向きで、スナゴケやウマスギゴケは個性的な景観を作り出すのに適しています。
適切な管理を行うことで、長期間美しい苔テラリウムを維持できます。ぜひ、さまざまな苔を取り入れて、自分だけの癒しの空間を作ってみてください。

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