多肉植物「ラウイ」とは?美しい白肌をもつ女王のようなエケベリア

多肉植物「ラウイ」とは?美しい白肌をもつ女王のようなエケベリア

多肉植物の中でも、ひときわ気品を放つ存在──それが**ラウイ(Echeveria laui)**です。白く粉をまとったような葉、端正なロゼット形、そして育てる人を試すかのような繊細さ。ラウイは「エケベリアの女王」とも呼ばれ、多肉愛好家の憧れの品種として長年親しまれてきました。

本記事では、ラウイの基本情報から育て方、失敗しやすいポイント、増やし方、季節ごとの管理方法までを網羅的に解説します。これからラウイを育てたい方、すでに育成中で悩んでいる方の両方に役立つ内容です。


ラウイの基本情報と特徴

学名・分類

  • 学名:Echeveria laui

  • 科名:ベンケイソウ科

  • 属名:エケベリア

  • 原産地:メキシコ

見た目の特徴

ラウイ最大の特徴は、**葉全体を覆う白い粉(ブルーム)**です。この粉は単なる見た目の装飾ではなく、強い日差しや乾燥から身を守るための重要な器官です。葉は肉厚で丸みがあり、整ったロゼット状に広がります。

成長すると直径15cm前後になることもあり、存在感は抜群。春〜初夏には淡いピンク色の花を咲かせることもあります。


ラウイはなぜ「難しい」と言われるのか

ラウイは美しい反面、「育てるのが難しい多肉植物」として知られています。その理由は主に以下の3点です。

  1. 粉が非常にデリケート
    一度触ってしまうと元に戻らず、見た目が大きく損なわれます。

  2. 蒸れに弱い
    高温多湿な日本の夏は、ラウイにとって過酷な環境です。

  3. 水管理がシビア
    水を与えすぎても、控えすぎてもトラブルが起きやすい品種です。

しかし、ポイントさえ押さえれば決して育てられない植物ではありません。


ラウイの育て方【基本編】

日当たり

ラウイは日光を好みますが、強すぎる直射日光は禁物です。

  • 春・秋:午前中だけ日が当たる場所が理想

  • 夏:遮光(30〜50%)必須

  • 冬:できるだけ明るい場所へ

日照不足になると、ロゼットが間延びし粉も薄くなります。


水やり

ラウイの水やりは「控えめ」が基本です。

  • 春・秋:土が完全に乾いてからたっぷり

  • 夏:断水気味(月1回程度)

  • 冬:月1〜2回、暖かい時間帯に少量

葉に直接水がかからないよう、株元からそっと与えるのがポイントです。


用土

水はけ重視の配合が必須です。

おすすめ配合例:

市販の多肉植物用土に軽石を足すだけでも問題ありません。


鉢選び

  • 素材:素焼き鉢が最適

  • サイズ:株より一回り大きい程度

通気性の悪い鉢は蒸れの原因になります。


季節ごとの管理ポイント

春(3〜5月)

成長期。植え替えや仕立て直しに最適な季節です。水やりも通常通り行えます。

夏(6〜9月)

最大の鬼門。高温多湿を避け、風通しの良い半日陰で管理します。遮光と断水が命です。

秋(10〜11月)

再び生育が活発になります。日照をしっかり確保し、美しいロゼットを作りましょう。

冬(12〜2月)

5℃以上を目安に管理。霜や凍結は厳禁です。室内管理がおすすめです。


ラウイの増やし方

葉挿し

ラウイは葉挿しも可能ですが、成功率はやや低めです。

  • 健康な下葉を使用

  • 直射日光を避け、明るい日陰で管理

  • 発根まで水は与えない

時間はかかりますが、根気よく見守りましょう。

胴切り・株分け

群生株になった場合は株分けが可能です。ただし、切り口の乾燥を十分に行わないと腐敗します。


よくあるトラブルと対処法

粉が落ちてしまった

残念ながら元には戻りません。以後は触らないことが最大の対策です。

葉が黒くなる・溶ける

蒸れや根腐れの可能性大。風通し改善と水管理の見直しを。

徒長する

日照不足が原因。置き場所を見直しましょう。


ラウイは「育てる芸術」

ラウイは手間のかかる多肉植物です。しかし、その分、美しく育ったときの感動は格別。まるで彫刻のような姿は、他の多肉植物ではなかなか味わえません。

「触らない」「蒸らさない」「水をやりすぎない」
この3つを守るだけで、ラウイはあなたの期待に応えてくれます。


まとめ

  • ラウイは白い粉が美しいエケベリア

  • 蒸れと水やりに注意が必要

  • 夏越しが最大の難関

  • 育て切ったときの満足感は最高レベル

多肉植物の奥深さを体感したい方にこそ、ぜひ一度チャレンジしてほしい品種です。

 

 

苔伝道師 公式まとめ ▶ https://lit.link/mossasago

 

半年間、
本気で「好きなことを仕事にしたい方」だけ
募集しております。

半年間で【テラリウム作家】を目指す独立起業講座

――――――――――――――――――――――――――――
兵庫県の苔テラリウムなら
 ちいさな苔屋さん

 

代表 増田 真人(苔伝道師・作家名ずいげん)

■本店(加古川
〒675-0066 兵庫県加古川市加古川町寺家町621 JAビル2F(エリンサーブ内)
TEL:079-427-3103(月水金のみ対応)

 兵庫苔ラボ(生野)
〒679-3321 兵庫県朝来市生野町新町1119

 

▼公式サイト・SNS・関連事業
HP|苔屋本店
Instagram@moss.asago
Facebook増田真人
苔ラボ|苔の研究拠点
ブログ|苔ラボブログ
苔リトリートツアー|兵庫五国苔リトリート
兵庫 テラリウム協会|公式ページ
――――――――――――――――――――――――――――