【2023/2/9苔活】筱見四十八滝 (ささみしじゅうはちたき)@苔散策(兵庫県丹波篠山市上筱見561)

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の増田(まっすん)です。

 

今回は、「筱見四十八滝 (ささみしじゅうはちたき)」を苔活!!

 

 


 

 

 

筱見四十八滝は篠山市でも京都府との境に近い多紀連山県立自然公園の中にある、かなり険しい岩山を流れ落ちる豪快な8つの滝の総称である。


篠山から篠山川に沿って国道173号線に入り 「筱見四十八滝」の巨大な標識を目印
に左折、 ところどころにある標識に従って車を進めると登山口の筱見キャンプ場に行きつく。


途中にあった百萬石酒造工場前の案内板によると、このあたりは京の都を戦場にした「応仁の乱」 (1467~77年) 最初の古戦場跡だったらしい。

 

京都との近さを感じさせられる。

 

 

さて、歩きだす前に、ちょっと気になっていた、滝は8つなのに四十八滝とは・・・という素朴な疑問を解決しておこう。


登山口の案内板に「8つの滝が始終流れているので・・・」と愉快な解説が書いてあった。なるほど、 これはちょっとしたユーモア?


登山口から最後の一の滝まで約1時間の行程だというので、ごく軽い気持ちで歩き始める。 

 

天滝の滝壺は約6m四方と本格的だ。

5分ほどかけて急な坂を息を切らし、はうように登り切ると、左手に大きな滝が見えてきた。

 

登山道から外れて一度、滝壺まで下りる。

 少し左へカーブして岩肌を伝いながら白いしぶきが次々と滑り降りてくる。 美しい滝だ。

 

 

ところが、実はここからは難所の連続だった。

 

岩に張った木の根を伝い、岩場は手も使ってはい上り、時には岩場に打ち込まれたクサリのお世話にもなりながら、冷汗混じりの汗まみれ。

 

10分ほどで、3m余りの岩の狭い隙間から勢いよくほとばしり流れ落ちる 「シャレ滝」にたどり着いた。

 

さらに、さらに15分ほどスリリングな岩場と格闘して、川筋に降り、沢を登ると落差20mの「大滝」が。

 

3段か4段か、アクセントをつけながら華々しく白いしぶきが落ちてくる。

 

 

残る滝は2つ。急斜面のかなたに「筱見四十八滝終点・標高613・2m」の標識を発見。

 ガレ場のような急斜面をはうようにしてよじ登り、右手のクサリを伝って岩の塊を越えると、正面に川の流れが見えた。
右手の標識に「一の滝」「二の滝」とある。 

のぞき込むと、3段にも見える連続した段差を白い稲妻のような水流が勢いよく流れ落ちてくるフレッシュな滝と出合えた。


難易度 ★★★

 

 


 

 

 

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