北海道江別市の苔スポット巡り – 自然の宝庫で癒やしの時間を
はじめに
北海道の中心都市・札幌の東に位置する江別市は、豊かな自然と歴史的な街並みが魅力の町です。特に、湿度が高く冷涼な気候の北海道は、苔が生育しやすい環境が整っており、江別市内にも苔を楽しめるスポットが点在しています。この記事では、江別市で訪れることができるおすすめの苔スポットを紹介し、その魅力をたっぷりお届けします。
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苔伝道師の増田(まっすん)です。
今日は「苔の豆知識」をお伝えしていきます♬
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1. 野幌森林公園(のっぽろしんりんこうえん)
北海道有数の自然公園で苔を楽しむ
江別市と札幌市にまたがる野幌森林公園は、面積約2,000ヘクタールを誇る広大な自然公園です。ここでは、苔が豊かに生育しており、散策しながらさまざまな種類の苔を観察することができます。
見どころ
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シラカバやミズナラの林の足元に広がるフサフサの苔。
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木の幹や岩に付着した美しいコケ類。
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森の中の湿度が高いエリアでは、苔むした倒木や湿地の苔が見られる。
苔を楽しむには、ゆっくりと歩きながら地面や樹木をよく観察するのがおすすめ。ルーペを持参すると、細部までじっくり観察できます。
2. 酪農学園大学周辺の森
学生たちが守る緑豊かな環境
酪農学園大学は、江別市にある北海道最大の農業・酪農系の大学です。大学の周辺には広大な森が広がっており、散策することで苔の世界に触れることができます。
見どころ
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小川沿いの湿気の多い場所に生息する「ゼニゴケ」や「ホウオウゴケ」。
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木の幹にびっしりと付着した「ツヤゴケ」の群生。
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道端に広がる緑のじゅうたんのような「スギゴケ」。
このエリアでは、大学の研究者や学生が自然環境を守る活動をしており、苔の生態についての知識を深める機会にもなります。
3. 江別市森林公園
市民の憩いの場で苔観察
江別市森林公園は、市街地からアクセスしやすい場所にありながら、自然の美しさを存分に楽しめる公園です。湿地や森が広がり、苔の成長に適した環境が整っています。
見どころ
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苔が覆う散策路の石や岩。
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木陰に生息する多様なコケ植物。
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雨上がりには特に苔が美しく輝き、幻想的な雰囲気に。
4. 大麻(おおあさ)地区の神社周辺
神秘的な苔むす風景
江別市の大麻地区には、歴史ある神社が点在しており、その境内や参道には美しい苔が生息しています。特に、夏場や雨の多い時期には、苔がしっとりと緑色を増し、神秘的な空間を演出します。
見どころ
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神社の石灯籠や石段に生える鮮やかな苔。
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参道の脇に広がる「シダゴケ」や「コスギゴケ」の群生。
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古木の幹に付着する「ヤマゴケ」や「ヒノキゴケ」。
静寂に包まれた神社の境内を歩きながら、苔の美しさに触れる時間は格別です。
5. 豊幌(とよほろ)川沿いの自然歩道
水辺の苔をじっくり観察
江別市内を流れる豊幌川は、その周辺に豊かな自然が広がるエリアです。湿度が高いため、川沿いの岩や倒木にはさまざまな種類の苔が生息しています。
見どころ
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湿気を好む「タチヒダゴケ」や「イシバシゴケ」の群生。
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倒木や朽ちた木に広がる「ヒノキゴケ」。
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朝露に濡れた苔が光を受けて輝く幻想的な景色。
豊幌川沿いの散策路は、比較的歩きやすく、苔好きにはたまらないエリアです。
まとめ
江別市には、苔を楽しめるスポットが数多く存在し、自然と触れ合う絶好の場所が点在しています。森林公園や大学周辺の森、神社の境内や川沿いの遊歩道など、異なる環境ごとにさまざまな種類の苔が生息しており、その美しさを堪能することができます。
苔観察を楽しむ際には、自然環境を壊さないように注意し、ルーペを使ってじっくり観察するのがおすすめです。江別市の苔スポットを巡りながら、ゆったりとした癒やしの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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